香港生活

香港不在の家族や就労ビザホルダーへのビザ延長申請について

今回は、一年以内に香港のビザが切れている方への代理申請プロセスについてシェアします。

申請受付期間:2021年3月31日まで

申請可能な方:現在香港にいない方で、ビザが切れて一年以内或いはこれから4週間以内にビザが切れる方

必要なもの:

  1. ID91 (ビザ延長書類)に直筆書類が入っているもの(コピー不可)
https://www.immd.gov.hk/pdforms/id91.pdf
  1. 委任状(委託者の名前を書いた用紙2枚)APPLY(申請)とCORRECT(回収)の2枚が必要(要直筆サイン)
  2. 就労ビザ取得の場合:所属している会社の在職証明(在職期間、給与、職位が必要)できれば会社のレターヘッドに印刷しているとなお可
  3. 就労ビザの場合:念のためにBRのコピー
  4. スポンサーが発行するレター:この人がビザ取得後6か月以内の香港に戻ることを確約します的な内容とスポンサーの直筆サイン
  5. 申請者のパスポート(顔写真のページ)のコピーと今回切れる(切れた)ビザが貼ってあるページのコピー
  6. IDカードのコピー

ポイント:全てのレターに [To Director of Immigration]という文字を入れること。

就労ビザなど会社が絡むものは会社の社印も押しておくこと。(できれば当日持参し、必要があればその場で押しても問題なし)

当日の流れ:

  1. 湾仔イミグレーション5階の窓口に代理申請を行う
  2. 受理されると7階の窓口へ行くようメモを渡される。それと書類を持って7階に行き、代理人としてイミグレーションの主任と面談。主に書類の不備がないかをチェックされるのと、連絡先電話番号の確認あり。(その際携帯など、すぐ連絡が取れる番号も書いておくとよさそう。)
  3. メモを渡される(「何月何日何時~何時に取りに来るように」と書かれたものか、或いは「電話連絡」と書かれたもの。
  4. 「電話連絡」の場合はイミグレからの連絡を待ってから指定の日にちに代理人が取りに行く。具体的に指定日時が書かれた紙をもらったら、その日時に同じ代理人がビザ回収用の委任状を持って取りに行く。

書類提出場所:湾仔イミグレーション5階の延長窓口(まだビザが切れていない場合はインターネットでの事前予約が可能。切れている場合は朝一番から並ぶ必要あり。)

全体の印象としては、可能であれば念のためノートパソコンと白い紙(及び会社の場合は社印)を持参しておいて、何か付け足してほしいと言われたらすぐに対応すればよいのではと思いました。ちなみに「ビザが取れたら六カ月以内にこの人が香港に戻ることを保証します」という文面については、それを反故にした場合どうなるのか(罰則があるのかどうかなど)には一切触れられていませんので、併せてお伝えします。