香港新型コロナウイルス基金

新型コロナウイルス対抗措置で香港地下鉄の乗車券が2割引きに!

新型コロナウイルス基金が発表される中、地下鉄の料金が7月1日から2割引きとなることが発表されました。

2020年7月1日~6か月間の措置

新型コロナウイルスのための政府が支援する項目の一つとして、地下鉄の乗車賃の割引が発表されました。これは6か月間ですから今年いっぱいということになります。又割引の2割のうちの半分は政府が負担すると発表されています。

これにより、一か月にオクトパスで400ドル以上乗車した場合、それ以上の金額に対しての3分の1を政府が負担する措置についても変更が発表されました。こちらは一か月に200ドル以上乗車した場合の201ドル~の金額に対する3分の1がオクトパスに戻ってくるシステムとなります。各主要駅に設置してある専用マシンにオクトパスをかざすだけで(現在なら)その恩恵にあずかれるかどうか(400ドル以上使用したかどうか)がわかります。詳細についてはこちらからご覧ください。ただし一か月につき受け取れるのは400ドルまでになります。せっかくオクトパスで通勤している方の場合は是非利用してみてください!

「同心抗疫・共渡時難」というスローガンの元、香港政庁は新型コロナウイルス(抗疫)に関する補助金などの詳細を発表しています。最も注目が集まる従業員の給与の半額(最大9000ドル)に対する詳細はこれからと言えますが、今のうちにやっておくべきことがあります。それは御社のMPFが今まで漏れなく支払われているかどうかの確認とそうでない場合は直ぐに支払い手続きをするということです。補助金の申請時に、今年1~4月までのMPF申請表が必要だと言われています。現段階では1~4月のどこか1か月分のみと言われていますが、一昨日の政府高官の話では1月分を使用すべきだという意見も出ています。理由は今年1月の段階では、まだ新型コロナウイルスが蔓延していなかったため、この4か月の中では最も通常の給与が支払われていると考えられるからです。

但しこういう方がいたというだけで、まだ決定ではありません。税金や会計資料やMPF資料を提出と言ってくる場合もあるでしょう。先ずは資料が整っているかどうかの確認をされることをお勧めします。仕事に就いておられる方は、会社がこの基金に応募されるかどうか、又個人のMPFが今まで支払われていたかどうかの確認をしておくのもよいかもしれません。詳細はここ2週間以内で発表になると言われています。このサイトでは詳細が分かり次第、改めてお伝えします。

但し注意点としては、補助金を請求し会社の名前はサイトで公表されると言われています。今のところは会社名と補助金の金額のみかと思われますが、こちらも又追加情報がありましたらこのサイトからお知らせしたいと思います。